苔寺で、美しい日本にため息をつき、
夜の京都で、光に照らされた清水を眺めた。
二日目。いきなり朝寝坊をきめた。起きたら8時とかどういうことなの。
ホテルの食堂でブレックファースト。
のんびりコーヒーを飲んでたらどんどん時間が過ぎていく。急いでシャワーを浴びて嵐山へ。
渡月橋と天龍寺
まずは渡月橋。山が斑に染まりつつある。ただ、それ以上には何もない。
時間が余りないので急ぎ足で天龍寺を回る。
紅葉は見ごろとは言えないものの、色づいてきてる。
嵐山周辺は秋の交通規制。
渡月橋近くのバス停から、今回のメインイベントの地へ向かう。
苔寺
参拝には事前予約が必要。さらに参拝料が3千円!
往復はがきで申し込みをすると、こんなのが届きます。
一度行ってみたかったんだ。
門前の赤く染まった紅葉がお出迎え。
時間前について本堂へ。写真撮影は禁止とのこと。
50人ぐらいかな? 外国人観光客の姿も。
お堂に流れる時間の流れと空気が世間とはまるで別物のよう。
期待に胸が高鳴るかと思いきや、その尊厳な空間に心が落ち着いていく。
人生初の写経と読経を経験。
写経用に筆ペンを買っていってはいたんだけど、きちんと硯と細筆が用意されていたので、折角だから毛筆での写経に挑戦。毛筆持つのなんて小学生依頼じゃなかろうか。
こんなに集中したことがあっただろうかというぐらいに集中して般若心経を写していく。
集中力が切れると直ぐに筆が乱れてしまう。写経って心を映す鏡のようだね。
心が洗われるといったら少々大げさですが、自分を見つめるにはいいかもしれない。
写経終了後、痺れた足を揉み解して庭園散策へ。
思わずため息がでる。一面に広がる苔生す緑と紅葉の赤や黄のコントラスト。
たっぷり時間をかけて美しい京都、美しい日本を堪能。
化野念仏時
嵐山へ戻ると、もう夕方。いろいろ回ってる時間がないので
目的地を一本に絞る。
竹林を抜け、辿り着いたは化野念仏時。「化野」は「あだしの」と読む。
境内に並ぶ無数の石仏と彩られた紅葉の組み合わせはなかなかに見ごたえあり。
駅まで戻ると、すっかり日が落ちていた。
朝依頼なにも食べていなかったのを思い出し、駅前のお店で食事。
湯葉あんかけ丼。とろけるような湯葉の味わって、美味しい日本を堪能。
◆嵯峨とうふ 稲 - 嵐山(京福)/豆腐料理・湯葉料理 [食べログ]
◆稲 = 嵐山さくら餅・嵯峨とうふ =
さて、二日目はまだ終わらない。