六本木とか青山とか、もう住む世界が違う。
雨だよ。さらには雪だよ。まずは六本木へ。
こんな写真を一人で撮ってる時点で確実に非リア。
医学と芸術展@森美術館
東京シティービューを一回りするも、雨で視界不良。
さっさと53Fの森美術館へ。
医学の歴史は死との抗いの歴史。
死を恐れるからこそ、これだけの発達を遂げたのかな。メメント・モリ。
それよりも「生」に対する人間の飽くなき探究心の強さゆえかもしれぬ。
これは見るべき。はあ。
あっという間に2時間経っていた。
個展「山口英紀展」@新生堂
◆top
◆新生堂 / SHINSEIDO-HATANAKA
飯食う時間がないのでさっさと移動。六本木から直線距離だと直ぐなのに地下鉄で遠回りして表参道へ。やっぱり晴れの日に自転車にすればよかったかな、と思いつつ。
これまた「クライアントのおっさん」から仕入れた情報。
面白い個展やるから、ぜひ行ってみてと、渡されたポストカードを見て即断。
何これ、写真じゃないの? え、水墨画?
◆新生堂 SHINSEIDO - HATANAKA > 展覧会 > 2010年1月の展覧会:山口英紀展
地下一階に降りるだけのはずなのに、いやにエレベーターに乗ってる時間を長く感じる。これは異世界への誘いか。
眼に飛び込んでくるのは、モノクロの写真ではなく、墨。
また、溜息つくしかない作家に出会ってしまった。
どうやったら墨でこんなリアルな画が描けるのか。人間の想像力は底知れない。
はあ。
こんなんじゃ溜息が足りなくなっちゃうよ。