かくいうもの

いつでもきょうがいちばんたのしいひ

農業少女松尾バージョン

2000年の9月13日。僕は、シアタートラムで、農業少女に出会っていた。その年に観た25本の芝居のうち、これだけはとても印象的で、その後の10年の生き方を変えた、といっても過言ではない。


その、農業少女に再会してきた。今度は池袋で。


 作:野田秀樹
 演出:松尾スズキ
 出演:多部未華子山崎一江本純子吹越満

初演時の出演者である松尾スズキによる演出で生まれ変わった農業少女に脳を良い感じにシャッフルされる。
宮沢章夫から学んだという「俳優の肉体の状態の変化のみで場面転換」は見事に表現されていた。

今から芸術劇場。今やってる「俳優の肉体の状態の変化のみで場面転換」をするという手法は宮沢章夫さんと芝居をやっていたころ学んだものであることを最近しみじみ感じており、今日も宮沢さんの住んでる方角にむかってひそかに敬礼して出勤。

Twitter / matsuosuzuki: 今から芸術劇場。今やってる「俳優の肉体の状態の変化のみで場面 ...


また、つぎの10年を生きていくのに、確かな何かを感じたような気がしてる。それは10年後に多分わかる。



http://www.geigeki.jp/saiji_066.html
農業少女 - 公演情報 - 野田地図