天気が良いのだから自転車に乗ればいいものの、起きた時間がすでに10時で、であれば近場の公園にでも、と。
たっぷり読書するぞー、という気でいったんだけど、イベント広場で行われていた九州物産フェアでついつい焼酎を飲んでしまい、昼間っからよっぱ。だって1杯200円なんだもん。そりゃ健全な大人なら飲むだろうよ。
酔い過ぎないうちに離脱して中央広場へ。
100円ショップで買ったレジャーシートを広げてゴロリ。読書タイム。
ものすごく高いところまで上がって豆粒のように見える凧を目を凝らして見つめたり、
おじいちゃん、おばあちゃんと孫のトリオ漫才のような掛け合いに頬が緩んだり、
初々しいカップルのぎこちないキャッチボールを眺めたり、
大きな木の下から聞こえるド下手な島唄のリズムに乗ってみたり、
音もなく背後から現れたシャボン玉達に、ドキリとさせられたり、
全力で鬼ごっこしてる大人たちをうらやましがったり、
ただボーっと空と人とを眺めていたり、
こういう休日も悪くないもんだ。
本を読むことに飽きたら、今度は目を閉じて、昼寝。日陰が寒くもなく暑くもなく、ちょうどいい具合に心地良くて。うむ。やっぱり悪くない。
陽が傾いていくと雲が金色に輝いて。
帰ろうと思って立ち上がったらなんか急に寂しくなった。
でも楽しかったな。また行こう。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))
- 作者: フィリップ・K・ディック,カバーデザイン:土井宏明(ポジトロン),浅倉久志
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1977/03/01
- メディア: 文庫
- 購入: 70人 クリック: 769回
- この商品を含むブログ (422件) を見る