かくいうもの

いつでもきょうがいちばんたのしいひ

2010年の読書記録。


2010年の読書メーター
読んだ本の数:72冊
読んだページ数:17296ページ

聖☆おにいさん(6) (モーニングKC)聖☆おにいさん(6) (モーニングKC)
父さんの場の空気を読んだベストアンサーで噴いた。相変わらず下らない、けど愛しい二人だ。
読了日:12月30日 著者:中村 光
アイアムアヒーロー 5 (ビッグコミックス)アイアムアヒーロー 5 (ビッグコミックス)
年末にハマって1巻から5巻まで一気に読んだ。一枚絵の迫力と絶望的な世界に圧倒されてしまった。「人間のほうがおっかない」
読了日:12月30日 著者:花沢 健吾
アイアムアヒーロー 4 (ビッグコミックス)アイアムアヒーロー 4 (ビッグコミックス)
読了日:12月27日 著者:花沢 健吾
アイアムアヒーロー 3 (ビッグコミックス)アイアムアヒーロー 3 (ビッグコミックス)
読了日:12月27日 著者:花沢 健吾
アイアムアヒーロー 2 (ビッグコミックス)アイアムアヒーロー 2 (ビッグコミックス)
読了日:12月27日 著者:花沢 健吾
アイアムアヒーロー 1 (ビッグコミックス)アイアムアヒーロー 1 (ビッグコミックス)
読了日:12月27日 著者:花沢 健吾
惡の華(1) (少年マガジンKC)惡の華(1) (少年マガジンKC)
変態って青春と同意語ですから。
読了日:12月26日 著者:押見 修造
太陽の坐る場所太陽の坐る場所
初の辻村作品。ジメジメした空気感が全体に漂っていて、人間のカッコ悪いところが描き出されていて苦しい。仕掛けには全く気づかず、まんまと罠にハマってしまった感じで悔しい。物語から見えなくなった人達の人生がどう変わったのかとても気になる。
読了日:12月25日 著者:辻村 深月
太陽の塔太陽の塔
これが森見さんの原点か。自分勝手な言い訳を並べて堂々と生きる主人公がくだらなくて素敵だ。伝染する「ええじゃないか」いいね。
読了日:12月25日 著者:森見 登美彦
進撃の巨人(3) (少年マガジンコミックス)進撃の巨人(3) (少年マガジンコミックス)
絵は下手なんだけど、うちから湧いて出るエネルギーになんか動揺してしまう。いったいこの後どうなるんだろう。
読了日:12月16日 著者:諫山 創
進撃の巨人(2) (少年マガジンコミックス)進撃の巨人(2) (少年マガジンコミックス)
読了日:12月16日 著者:諫山 創
進撃の巨人(1) (少年マガジンKC)進撃の巨人(1) (少年マガジンKC)
読了日:12月16日 著者:諫山 創
グラスホッパー (角川文庫)グラスホッパー (角川文庫)
また気づくとページを捲る手が止まらなくなっていた。途中で先が読めたけどそれでも勢いが止まらないぐらいには嵌り込んでいた。ゾクゾクしながらワクワクしながら読み進めた。伊坂作品に出てくるキャラクターは皆魅力的だ。「やるしかないじゃない」そうだとも。
読了日:12月15日 著者:伊坂 幸太郎
終末のフール終末のフール
「鋼鉄のウール」と「冬眠のガール」がよかった。絶望を乗り越えて生きることを選択した人が素敵すぎる。もし自分が終末を迎える世界にいたら、きっと醜く足掻くんだろうなあ。
読了日:12月08日 著者:伊坂 幸太郎
有頂天家族有頂天家族
愛すべき狸一家。愛すべき天狗。愛すべき弁天。森見さんのファンタスティックな世界に嵌りまくって、夜更かしするのも阿呆の血のしからしむるところ。愉快で痛快。食べちゃいたいぐらいに好きなのさ。
読了日:11月30日 著者:森見 登美彦
リアル 10 (ヤングジャンプコミックス)リアル 10 (ヤングジャンプコミックス)
高橋がやっとバスケと再会した。ボールを付く音、はもう聞くことはないかもしれないけど、それにも勝るのがネットを揺らす音だ。バスケしたい。今はない僕の実家の庭にもバスケのゴールがあった。ちょっと懐かしんだ。
読了日:11月28日 著者:井上 雄彦
のぼうの城のぼうの城
ポップな時代小説。そもそも時代劇自体がエンターテイメントなんだから、こうやって心踊らせるぐらいが良い。時代が戦国の世であっても生きている人間は現代とそんなに違いがない。姿勢を正して静かに歩きまわる人たちよりもドタバタ走りまわる人達のほうが人間味があるってもんだ。ニヤニヤしながら、ドキドキしながら存分に味わった。映画が楽しみだけどハードル高いよー。活字でこんだけ読者を楽しませてしまったら。
読了日:11月22日 著者:和田 竜
シルエットシルエット
久しぶりに島本作品。他人が自分の中に入ってこようとするときの違和感と受け入れたときのくすぐったさと温もり。これを高校生で書くってすごいなあ。と単純に感心した。こんなにたくさんの言葉を持っている人が体温の心地良さを描くもんだから当然のように心もざわつく。素敵。
読了日:11月21日 著者:島本 理生
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
一度読み始めようとしてから長いこと放置していたんだけど、久しぶりに開いて読み進めていって麗子さんの「君は今日から商品ではなく、友人に格下げになった」という台詞でもうページを捲る手が止まらくなっていた。ユーモアの加減と構成の上手さで、次は次は?てな具合にどんどん話を追っかけて行きたくなる。二年前の台詞と現在の台詞がリンクしてくると楽しくてしょうがなかった。てかあの展開は読めなかった。引用したい台詞だらけでした。大満足。これからはクラクションを鳴らさずに生きたいね。
読了日:11月13日 著者:伊坂 幸太郎
ビッチマグネットビッチマグネット
タイトルの酷さにひかれて(褒めてる)。相変わらずのセンスにしびれてグイグイ引きこまれていった。でも阿修羅ガールのときも思ったけど文字大きくするのはなんで?自分ルール?
読了日:11月06日 著者:舞城 王太郎
四畳半神話大系 (角川文庫)四畳半神話大系 (角川文庫)
素晴らしいコピペ文学。初森見で、大好きな作家になった。繰り出される独特な文体と緻密な構成にいちいち感嘆しながら4畳半での生き様を目撃した。感服しました。最高の読後感。そして、当然ながら京都に行きたい。猫ラーメン食べたい。
読了日:11月06日 著者:森見 登美彦
青の炎青の炎
江ノ島〜鎌倉間の海沿いの道をロードで走るというのは何度もやっているのでその場面は特にはっきりと目の前に現出した。ごく身近な大切な人を守るために、殺人を犯してしまう心が脆く、怖く、切ない。自分だったらどうするか。同じように過ちを犯して同じように後悔をして、同じように燃え尽くされてしまう気がする。逃れられぬほど残酷で弱い、人間は。
読了日:10月30日 著者:貴志 祐介
神の子どもたちはみな踊る神の子どもたちはみな踊る
「かえるくん、東京を救う」を知人に勧められて。まさに俺好みだった。どの作品も独特の浮遊感が漂っていて、短い話なんだけど引っかかるものを残していく。
読了日:10月20日 著者:村上 春樹
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))
外見では判断つかない、内面でもテストをしないと人とアンドロイドの区別がつかない、そこまで進化したら、そりゃ恋だってするだろし、アンドロイドに肩入れするだろうし、でも、嫌悪するのも分かるし、もう人間と変わりないよね。っていうのは物語の世界だから楽しいのであって、現実の世界で想像すると、寒気がするぐらい恐い。人間って恐いな。
読了日:10月11日 著者:フィリップ・K・ディック
ゴールデンスランバーゴールデンスランバー
『だと思った。』この言葉に尽きる。「習慣と信頼」は人を助く。ちゃっちゃと逃げろ!
読了日:10月10日 著者:伊坂 幸太郎
短篇集短篇集
クラフト・エヴィング商會目当て。手の込んだ宝物。石川美南と小川洋子は秀逸。短篇の心地良さ再認識。
読了日:10月07日 著者:クラフトエヴィング商會,石川美南,戌井昭人,円城塔,小川洋子,Comes in a Box,栗田有起,小池昌代,柴崎友香
横道世之介横道世之介
風景が止まって5秒。音が消えて5秒。目を閉じて光を閉ざして5秒。少なめに見積もって15秒もの時間をかけて名前を思い出させたい、そんな存在が、そう世之介である。今日もまた一人の読者の心を駆け抜けて行った。正確には、ふらふらとよろめいている。歩いている、と表現するのも戸惑われるぐらい左右に揺れている。今にも転びそうだ。よく見ると顔がにやけている。全くもって締まりの無い男だ。でも、ただ通り過ぎただけではなくて、しっかりと足跡を残していきやがった。
読了日:09月30日 著者:吉田 修一
テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)
当然のようにおっきなお風呂に入りたくなる。たまには銭湯に行くのもいいかな。
読了日:09月29日 著者:ヤマザキマリ
ヘヴンヘヴン
文体が全然違って、あれ別人?と戸惑った。金色の雨と最後の描写はらしさが出ていて、小説だからこそ出来る映像表現。特にラストは美しい。あと母親の「私は、あんたの話を聞くから」っていう台詞が心に響いた。
読了日:09月21日 著者:川上 未映子
悪人悪人
読んでるうちに嵌り込み、ページを捲る手が止まらなくて、夜更かしが続いた。装丁からして「書きますよ」と作者が宣言しているだけの、「悪人」は描いていると思った。その力量流石。誰しもが悪人に成り得るっていうのをアングルを様々に変えて抉ってくる。視点移動とテンポの良さは相変わらず上手い。生い立ち、孤独、傲慢、愛情、そのどれでも説明がつかないとてつもない、何かが人間を悪人にする、のか。最後を読者に委ねられて嬉しかった。人間余計に怖くなったけど。小説が良かっただけに映画見ようかどうか、真剣に悩んでる。
読了日:09月17日 著者:吉田 修一
図書館戦争図書館戦争
展開は読めちゃうんだけど、ラノベらしい軽妙さが心地良くて楽しく読めた。マンガチックなキャラもそう考えれば良し。ただどうしても漢字にルビがふってあるのだけは苦手だ。どうにかならんかしら。。
読了日:09月11日 著者:有川 浩
スクールガール・コンプレックス SCHOOLGIRL COMPLEXスクールガール・コンプレックス SCHOOLGIRL COMPLEX
気になる写真家だったので買ってみた。覗き見しているような背徳感。ロマンが詰まっている。
読了日:09月11日 著者:青山 裕企
SOSの猿SOSの猿
チルドレンから入ってまだ3冊目。図書館で予約してちまちま読んでいる。伊坂作品はキャラクターの良さと、鼻につくかつかないかギリギリの表現が、軽いので読みやすい、と思ってたんだけど。今作に関してはいずれも不発な感じでのめり込むようなことはなく、物語が消化されていった感じ。軽い作品はテンポと跳躍感がないとだらけるなあ。と。次に期待。
読了日:09月06日 著者:伊坂 幸太郎
世界最後の日々世界最後の日々
自選集その3。山本直樹の妄想の世界は実に楽しいしエロい。
読了日:08月29日 著者:山本 直樹
レッド(4) (イブニングKCDX)レッド(4) (イブニングKCDX)
なぜ「処刑」に向かわせたのか。なぜ狂気に向いていったのか。人間も壊れていくんだよね。機械なんかよりよっぽど脆い。
読了日:08月29日 著者:山本 直樹
君は永遠にそいつらより若い君は永遠にそいつらより若い
「カソウスキの行方」で惚れて、「ポトスライムの舟」でこき下ろし、もう読まない、と思ってたのにタイトルに惹かれてまた読んだ。そして良かった。人間のメンドくささとか、うざったさとか、そういう処を秀逸なユーモアを交えて人物を描いているのが魅力的。ポチョムキンな女の童貞のホリガイさんが魅力的だもの。辛くて苦しい物語だけど救いがあってよかった。
読了日:08月28日 著者:津村 記久子
クォンタム・ファミリーズクォンタム・ファミリーズ
批評家としての東さんをほとんど知らないので純粋に小説として楽しんだ。家族を巡る変態的な妄想の世界は脳へのよい刺激。村上春樹よっぽど好きなんだな。
読了日:08月24日 著者:東 浩紀
犬はいつも足元にいて犬はいつも足元にいて
黙々と肉を掘り起こす犬と、主人公の苛立と、人間たちの悪意の物語。予想を裏切られた内容だった(いい意味で)。もっと救いのない物語だったらさらに引き締まったと思う。兄弟で小説書くって言うことに関しては、薄気味悪いとしか言いようがないけど。
読了日:08月10日 著者:大森兄弟
ひなたひなた
日向:日の当たっている所(大辞林より) それは心地良いはずのところなんだけど、実際「日の当たらない」心にはそれぞれに問題を抱えていたりするもんだ。この作家の人間臭さを鼻につかないように描く筆致が好み。胸がざわつくような感触をどう処理していいか戸惑っている。
読了日:07月29日 著者:吉田 修一
CIRCUS (サーカス) 2010年8月号増刊 絶品!大人の定番カレー 2010年 08月号 [雑誌]CIRCUS (サーカス) 2010年8月号増刊 絶品!大人の定番カレー 2010年 08月号 [雑誌]
行ってみたいお店だらけ。巻末にレシピもあって使える1冊。
読了日:07月18日 著者:
人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ (河出文庫)人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ (河出文庫)
人生に必要な知恵はすべて「自転車のサドルの上で」学んだ。っていう記事を今度書く。半分冗談半分本気。ユーモアに富んだエッセイ集。表題作もよかったが、洗濯について熱く語り初めてるところからして、この人面白い人だ。クレヨンが欲しくなったし、ベートーヴェンが聞きたくなった。良作。
読了日:07月18日 著者:ロバート フルガム
電子書籍の衝撃 (ディスカヴァー携書)電子書籍の衝撃 (ディスカヴァー携書)
折角なのでiphoneで。昼休憩でご飯食べた後の10分ぐらいで少しづつ読み進めた。マイクロインフルエンサーの話のところは興味深く読んだ。作者が描く出版の未来が来るならばそれは間違いなく楽しい。そして本自体の未来にワクワク。
読了日:07月16日 著者:佐々木 俊尚
テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)
当然のようにお風呂入りたくなった。平たい顔族男子として湯舟につからんと。
読了日:07月15日 著者:ヤマザキマリ
ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)
図書館で借りてきたのでボロボロだったんだけど、どれだけの人が読んだんだろうと想像すると、とてつもなく世界が広がった。「時間は時間だ」この台詞好き。今の時代においては、サイバーもパンクも色褪せて映るけど、物語自体は全く色褪せてない。それこそがこの作品の魅力。
読了日:07月11日 著者:
日帰り山さんぽ―ほぼ初心者向け! 0泊1日のワイルドな休日 (散歩の達人テーマ版MOOK)日帰り山さんぽ―ほぼ初心者向け! 0泊1日のワイルドな休日 (散歩の達人テーマ版MOOK)
散歩にはまって山歩きしたい気分。初心者に優しいガイド本。さてどっから行こうか。
読了日:06月30日 著者:
Tarzan (ターザン) 2010年 6/24号 [雑誌]Tarzan (ターザン) 2010年 6/24号 [雑誌]
最後にビールの記事とか、狙ってんな
読了日:06月30日 著者:
終の住処終の住処
薄い。と感じてしまったのは、読み手側だけの問題ではないような。文体に凝った余り中身のない物語になってる感。作品がどうというより、これを選んだ芥川賞どうなのよ?
読了日:06月18日 著者:磯崎 憲一郎
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだらもし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
解説小説って新ジャンルなのかなこれは。こういうのも有り、だと思わせるのがこの本でやりたかった事なんだろうなあ、と。
読了日:06月13日 著者:岩崎 夏海
聖☆おにいさん(5) (モーニングKC)聖☆おにいさん(5) (モーニングKC)
隣にこんな二人が住んでたら。。世界が100倍ぐらい面白くなりそうだ。
読了日:06月10日 著者:中村 光
Cut (カット) 2010年 06月号 [雑誌]Cut (カット) 2010年 06月号 [雑誌]
北野武のインタビュー目当て。「歳をとってめんどくさくなくなった」っていうのが面白い。自信満々でレビューでも大絶賛とか今までのキタノにはない評判なので映画が楽しみだ。
読了日:06月10日 著者:
マネジメント - 基本と原則  [エッセンシャル版]マネジメント - 基本と原則 [エッセンシャル版]
一つ一つの章を飲み込もうとして読んでいたらエライ時間がかかった。それでもまだ、理解不足な部分がある。「明日の」という言葉が多用されていることからもわかるように、常に前を向いている。読んで終りではなく、何を考えて、どう行動するか次第。補完をするのは自分自身。
読了日:06月06日 著者:P・F. ドラッカー,上田 惇生
成功への情熱―PASSION (PHP文庫)成功への情熱―PASSION (PHP文庫)
仕事がら。稲森さん2冊目。当たり前のことしか書いてなくて途中から読み飛ばした。年配の方たちには受けるんだろうか、と思ってしまったこと自体が、自身の既存精神への抵抗? 脱皮が必要。脱ぐ皮は無くなったりしない、内に生み続ける限り。
読了日:06月06日 著者:稲盛 和夫
1Q84 BOOK 31Q84 BOOK 3
一日中本を読んでいたのはいつ以来だろう。とうの昔にそういった類の時間の使い方をしなくなっていた。正確には、忘れていた。何度かコーヒーを入れ直して、一日の殆どの時間を費やして月が二つある世界を漂っていた。
読了日:05月24日 著者:村上 春樹
1Q84 BOOK 21Q84 BOOK 2
物語の世界に嵌り込みすぎて、渾身の力で魂を震わせないと現実に戻ってこれない、そんな感じだった。まだ幾分か残っている気がして、念のため足元を見た。確信はないけど、どうやら戻ってきているらしい。
読了日:05月23日 著者:村上 春樹
数学ガール数学ガール
高校入ってすぐに勉強をやめてしまった自分には数式の殆どが理解出来てないはずなのに、なんかわかった気になってる。数学が好きだったのは、思い出した。
読了日:05月12日 著者:結城 浩
パレードパレード
軽いタッチで描かれる心理劇。エンタメとして文学作品としていい具合。掻き立てられる不安が、やけにリアルで心臓の鼓動が高まった。
読了日:05月05日 著者:吉田 修一
1Q84 BOOK 11Q84 BOOK 1
もしかして、自分のいる世界の月も二つだったかもしれない、と思って空を見上げてみたけど姿が見当たらなかった。
読了日:05月03日 著者:村上 春樹
PHOTO GRAPHICA ( フォト・グラフィカ ) 2010年 04月号 [雑誌]PHOTO GRAPHICA ( フォト・グラフィカ ) 2010年 04月号 [雑誌]
昔は受付なかった森村泰昌を最近は許容出来てる。この変化はなんだろう。
読了日:04月18日 著者:
ドーン (100周年書き下ろし)ドーン (100周年書き下ろし)
最初はSFだと思って読んでいたが、実のところは物語であって、社会との積極的な関わりの話だった。久しぶりに脳みそを刺激されて知恵熱でそうになりながら読み耽り。面白かった。気分いい。
読了日:04月18日 著者:平野 啓一郎
Tarzan ( ターザン ) 2010年 4/22号 [雑誌]Tarzan ( ターザン ) 2010年 4/22号 [雑誌]
読んでアイスコーヒーに入れようとしてたガムシロをやめた。夏に向けて本気だすっ
読了日:04月11日 著者:
老人賭博老人賭博
くだらなくて楽しい。人間の生っぽさが醸し出されてる。哀しくって可笑しい。
読了日:04月07日 著者:松尾 スズキ
稲盛和夫の実学―経営と会計稲盛和夫の実学―経営と会計
会計について始めて考えてみている。数字の踊らされてしまっては身も蓋もないが、実際のところ「判断」をする上でのもっとも重要なファクターであることは本書の通りだろうと思う。興味継続。
読了日:03月25日 著者:稲盛 和夫
人を動かす 新装版人を動かす 新装版
手元に置いておいて、時折振り返りたい1冊。うむ。こういうの課題図書とかにしたらいいのに。
読了日:03月03日 著者:デール カーネギー,Dale Carnegie,山口 博
lastnightsparty: "Where Were You Last Night?"lastnightsparty: "Where Were You Last Night?"
クラブピープルを撮影したマーリン・ブロンクスの写真集。スタイリッシュでエネルギッシュ。人の生が充ち満ちている。
読了日:02月14日 著者:Merlin Bronques
クラウド・コレクター―雲をつかむような話クラウド・コレクター―雲をつかむような話
本のなかに閉じ込められたアゾットという国。手帖版を呼んで直ぐ単行本を入手。写真があったほうがやっぱりいい。旅したくなりますね。で、お酒を飲みたくなると。
読了日:02月14日 著者:クラフト・エヴィング商會
新版 クラウド・コレクター (ちくま文庫)新版 クラウド・コレクター (ちくま文庫)
急に読みたくなって単行本以来10年ぶりの再読。写真がないのは残念だったが、空想世界を旅する心地よさは相変わらず。自分のルーツの一つであると再確認。読了後さっそく単行本を手配。さて、私もそろそろ旅にでましょうか。ひい、ふう、みい。
読了日:02月11日 著者:クラフト・エヴィング商會
フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
間違いなく今読んでおくべき本。少なくとも私は読んでよかっと思う。無料を使ってお金を生み出す、その市場の大きさの無限性。と同時にいかに創造的な考え方が必要なのか、という構造をわかりやすく解説している。
読了日:02月09日 著者:クリス・アンダーソン
走ル走ル
自転車に関する描写は小説だから気にしないとして、乗り続けたくなる気持ちはよくわかる。辿ってみたくなった。
読了日:02月04日 著者:羽田 圭介
ビジュアル版 ロングライドの世界ビジュアル版 ロングライドの世界
前書きがすてき。「ビンディングで足をペダルに固定されてしまう。『何それ、こわい。』」自転車を始めるときに、これだけは読んでおきたい1冊。ドキドキが膨れ上がる。
読了日:01月27日 著者:米津 一成
キルリアンキルリアン
相変わらずの美しいセンテンスに頭がクラクラする。貪り読んだ昔よりもさらに洗練されていて、改めて藤沢周の虜になった。
読了日:01月17日 著者:藤沢 周
ポトスライムの舟ポトスライムの舟
『カソウスキの行方』でユーモアに惹かれたので続けて読んでみたけど、どうもしっくりこない。丁寧に描写してるなあ、とは思うんだけど、それほど響いてこなかった。読み終わったあとに、すっと抜けていってしまった感じ。ただもうちょい読んでみようかなとは思う。
読了日:01月14日 著者:津村 記久子
大きな熊が来る前に、おやすみ。大きな熊が来る前に、おやすみ。
切なさと温もりが感じる言葉がいい。体温を感じる好きな作家
読了日:01月07日 著者:島本 理生

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