◆鴻池朋子展 インタートラベラー 神話と遊ぶ人|東京オペラシティ アートギャラリー
◆MIZUMA ART GALLERY : 鴻池朋子 / KONOIKE Tomoko
昨日会社のタバコ室でクライアントとの会話。
ク「今オペラシティで・・」
俺「鴻池朋子でしょ?」
ク「そうそう。で見てきたんですよ」
俺「いいですねえ。9月中ぐらいでしたっけ」
ク「確かそう。で、収蔵展もあって、そこにこの前話した。名前なんだっけな。え〜と」俺「小西真奈ですか?」
ク「それ! あってね。あと気になったのが、リアリズムの作家。名前忘れちゃったけど、陶器とか書いてる人知らない?」
俺「わからないですね・・」
ク「それが凄くよかった」
俺「うわーそれは益々行かなきゃですね」
ク「そうそう、ミュージアムショップに『西尾家之墓』が山積みされてたw」
俺「ホントに?w」
ク「本当。売れないのかなw」
俺「いや、飛ぶように売れてるから積んであるんじゃないですかw」
なんのことかさっぱりかもしれませんが、これ当人達はすっごい楽しいんだぜw
あいかわらずこのオッサンのアンテナ鋭すぎる。職場で唯一楽しく話しできる瞬間。
3階のアートギャラリーにて鴻池朋子のたくましい創造力を目撃。
頭を思いっきりぶん殴られたような衝撃。脳みそがシャッフルされた。
地球の中心部に向かうように作家の作り出す「神話」の世界を旅していく。
深く足を踏み入れるたびに訪れる衝撃。一歩一歩確実にゆっくりと足を進めるようになっていた。明らかにあの空間がそうさせていた。
圧倒的な創造力から紡ぎだされたインスタレーションを体感していきながら、深く深く地球の中心へ。胎内へと進む。
眩暈がした。足がよろけて思わず近くの柵にしがみ付いた。
想像力を見せ付ける、とはこういうことだろうか。圧倒的なビジュアルが眼前に広がり、思考が完全に停止した。なんとか自分を取り戻してまた見つめ直したがやはり圧倒的に強固だった。
1時間ちょいでしたけど、どっと疲労が押し寄せるほどのインパクトだった。
これはオススメです。是非見てほしい。
同時開催の収蔵品展で小西真奈も堪能。リアリズムの作家さんは伊庭靖子さんという方。油彩なのにまるで写真。これはちょっと調べておかないと。
伊庭靖子→◆yasuko iba home
小西真奈→◆ARATANIURANO