かくいうもの

いつでもきょうがいちばんたのしいひ

二十代よサラバ、三十代よコンニチハ。

先日ついに30歳を迎えました。三十路突入。思えば遠くへ来たもんだ。


1979年の9月に生を受け、30年の年月を歩んできて、2009年の今、俺はここにしっかりと立っている。30になったからってなんてこたーない。人生の半分も過ぎてやしない。
正直、30代が楽しみで仕方ない。


思いついたら実行しようキャンペーン中

30になったときに、これからどうしようか? とか、今までの時間は何の為の時間だったんだろう? と考えてたんだけど、割とすんなり答えが出た。20代ってのは『自分の為に投資をする時間』。勉強も遊びも、人との出会いも別れも、全てが糧になってる。


正直、29歳になったときは色々焦ってた。年食ったら出来ねえこといろいろあるんじゃねえのかと思って。そんで、このまんまじゃいかん!と奮起して「思いついたら即実行キャンペーン」を実施。とりあえず、興味の沸いたもんにいろいろ手をつけたりしてみた。これが割りとよかったんだよね。まず「年食ったら出来ないかも」がほとんどないことに気づいた。やっちまえばこっちのもん。結局自重してたら年齢関係ないんですね。それからもっとしたい事が増えた。好奇心が俺を突き動かす!最近じゃあ興味のあることに時間が追いつかないぐらい。30代を迎えてもなおキャンペーン継続中。



もっと早く気づいていれば、なんて思いもありますが、それに気づけずに過ごしていた時間で何も得られなかったわけではない、と思ってる。20歳から30歳までの10年は余りに膨大で、しかもあっという間に流れていったように思うけど、それだけたくさんの事に触れて感動してこれたんだと思うと、堪らなく貴重。一生をかけようと取り組んでいたものとの別れもあった。でも数え切れない人とすれ違い、青い空を何遍も見あげて、その時間を過ごしてきたというだけで糧じゃないか。


「やらない後悔よりやった後悔」ではない。

「やらない後悔よりやった後悔」。この言葉どうにも違和感がある。だって「後悔したくない」じゃん。でも自重はしたくない。であれば、「やっても後悔しない」なわけだ。後悔するってのは、たぶん「やり方」が良くない。意志の力が弱いのだきっと。後悔を恐れていたら何も出来ないし、前に進まない。後悔しないためにやらない、ではなく、「やっても後悔しない」ぐらいの気持ちの強さで行こう。


簡単に言ってしまったが出来るかな。まあ自分への枷として残しておく。


難しく考える必要はない。ただ楽しく生きればそれでいい。

何を「楽しい」と感じるかは千差万別。俺が楽しいと思えればいい。自由な時間とちょっとしたお金と、少しの友人と、本とお酒と音楽と、いくつかの夢。それが俺を楽しくさせる。知識として得たものよりも、自分の目で見て、肌で感じた感触の方が何倍も感動できる。頭はちょっと使うぐらいで十分だ。賢く生きるとはそういうことだ。


俺の人生は、誰のでもない。俺のたった一つのレジェンド。
であれば、自分の思うように進もうじゃないか。感度に磨きをかけて、もっともっといろんな面白いものに反応していきたい。まだまだ道は途中。これからをもっと快適に過ごす為に30代を生きようじゃないか。