鬱蒼とした気分を吹き飛ばすような、気持ちのいい晴れ方。
肌を撫でて良く風に幾分かの冷たさを感じるものの、冬が戻ってくる隙間はない。間違いなく、春。
光を視界に捉えると昨日のフィルターにかかった世界がまるで別物のようにはじけて、跳ねる。相変わらずの慌ただしい世界もこの時ばかりは、弛緩する。こういう日に仕事ではなく、自転車で走りたいものだ。スピードは出さなくていい。ちょっと遠くへ。時々足を止めながら街行く人を眺めながら、二度とすれ違わないその人の人生をちょっと想像してみる。名前も知らない誰かのことを思っていると、なんだか虚構に紛れ込んだ気分だ。太陽の所為にしておこう。
気分はシンクロニシティーン。ここは東京都心パラレルワールド。
- アーティスト: 相対性理論
- 出版社/メーカー: みらいrecords
- 発売日: 2010/04/07
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