心底会いたかったんだけど、実際に来てみると会うのを躊躇ってしまう。そんな感じだった。
ロードバイクに乗り始めたのは1月の冬の寒い日だった。
三浦半島も房総半島も死ぬほど寒かった。なので、暖かくなるのを待ちわびていた。正確には夏を待っていた。でも、春が来たときに気づいた。夏こそ自転車の天敵なのでは?
春の陽気でさえ、汗を噴出させるには十分すぎた。それなのに、夏の太陽を浴びたら溶けてしまいそう。それでも走りたい。もう、体と心がそういうふうに出来てしまっている。まさに自転車脳。ビンディングシューズをペダルに固定すると、心拍数が跳ね上がる、そんな気がするんだ。長い距離を走っていても視界が開けると、太ももが軽くなる気がするんだ。
そんな訳で、自転車を始めてから、初めて迎えた8月の朝。
なんども走って、勝手知ったる江ノ島ルート。
時間に余裕もあるのでちょっと遠回りだ。
横浜
ランドマークを撮ろうと思って大体の方向で進んでたら、真下に出てしまった。
ここまでは順調。10時ぐらい。曇り気味の空に助けられていたが。
問題はこっからだった。日が昇るにつれ、当然のように気温は上昇し、
ノンストップで汗が吹き出る。ジャージの前をフルオープンにしても無力。。
いっそのこと裸で走りたい。
鎌倉街道を抜けて一気に海まで、と思ってたんだけど、休憩を挟まざるをえない。
水分を補給。頭からもかぶる。夏って暑いんだな。。
鎌倉
鶴岡八幡宮。人がわんさか。
海だっ
青空がないのが写真的には非常に残念だが、自転車的には救い。
水着美女に視線を奪われつつ、134号を西へ。
134号を走るなら、絶対に西に向かうべき。要は海側を走れということ。
茅ヶ崎のほうまでいってしまうと、防砂林に阻まれて面白くないが、
このあたりの区間は非常に気持ちがイイ。ここを走るために自転車始めたと言っても過言ではない。
江ノ島
パールイズミの和柄ジャージをおばあちゃんに褒められた。やっほい。
木陰に自転車を止めて一休み。横浜から鎌倉までが予想以上に時間かかった。
衰えを感じる。自転車って乗り続けて無いとダメだなあやっぱ。
昼ごはんに生しらす丼。
帰りは、藤沢から1号に入って、ひたすらペダリング。
1時間に1回ぐらい休憩しないと暑さでぶっ倒れそうだった。
それでも行きに比べて時間は短縮。ま、写真も撮ってないしね。。
信号待ちで止まったときに、自分の体の熱でクラクラする。
それなりにスピードだしてれば風が気持ちイイけど、止まった瞬間に体中から熱が噴き出すような感覚。からだに篭った熱は簡単には抜けない。下手したら熱中症でぶっ倒れる。
ボトルが直ぐ空になる。コンビニで補給用の水分を1リットル買って半分はその場で飲んで、半分はボトルに、って状態。こんなにキツイとは思わなんだ。
めっちゃ日焼した。
翌日自転車屋さんで早速ボトルを購入。これで少しはましになったかな。
さて、インフレーターをどこに付けようかな。
走行距離:125.43km
平均速度:22.0km/h
最高速度:55.7km/h
走行時間:5:41'56積算距離:1923.32km
もう少しで2000kmだー
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