かくいうもの

いつでもきょうがいちばんたのしいひ

麻布十番祭り

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俺の世界では、日記は1週間後に書く事になっているのか。
いつからこんな生活になったのか。

前日のビールの宴の余韻を残しつつ、朝ゆっくりと起床。
本当は早起きしてどっか自転車に乗ろうかと思っていたのに、最近はいつもこうだ。暑くてついついビールを飲んでしまうからだ。と、すべてを夏とビールの所為にしているうだつの上がらない感じが、今の俺を物語っているような気がする。だから何処でも人とコミュニケーションが取れないんじゃないか。繋がっているようで繋がっていないような話。

休みの日の朝は決まってトーストを焼いて、ヨーグルトかプリン。最近はコーヒーを落とすのもしていないので、この日もインスタントだ。前日に仕入れた氷点下ビールが気になりつつも祭りに行きたい、そんな気分で目的地が定まらぬまま、午前中のうちはダラダラとすごして、昼前からジムに。2時間ほど汗を流して、中野の街に放り出されると、気温36度の炎天下。山本直樹の自選集とレッドの4巻を買って、後は散らかった部屋の整理でもして引き篭もろうか、とも思ったのだが、やっぱり祭りだ。


ということで、一向に熱を失わない8月も後半の日曜日の夕方、麻布十番祭りに行ってきた。


誰かを誘うこともせず、思いついたらその足で。

歩き慣れた最寄り駅への道でも、始めて見るものがある。


路上に捨てられた自転車が、寂しい。
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大江戸線で東京の地底を這い、麻布十番駅
駅を降りると、人並みを動かさんとする駅員さんの罵声が飛び交う。
浴衣女子の背中を追う。手を伸ばしても届かない、だろう、というか、伸ばしたらいかん。
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妄想だけを巡らせて、地上に出たら、びっくりした。

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こんなに人が来るもんなのか。東京にしばらく、というか割と長いこと住んでるけど、東京タワーだって登ったこと無いし、祭りとかもほとんど行ったこと無い自分にもびっくりだ。人が非コミュだなんだっていうんだけど、俺のような奴が真性なんだと思う。一見協調性も社交性も取り揃えているようで、実のところ、ただ人間に怯えながら日々をなんとか乗り切っている。というか、こういう考え方がダメなんだろうな。

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人ごみに揉まれて、また汗。酸欠になりそう。そして当然のようにビール。
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屋台を眺めて、
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また浴衣を追っかけてる。

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人が多いのもちょっとなあ、と思った。
近所の神社の縁日、平和な雰囲気が恋しい。
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20100822 azabu - an album on Flickr




麻布十番商店街