かくいうもの

いつでもきょうがいちばんたのしいひ

自転車で蔵王登ってきた2016。

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自転車で蔵王登ってきました。2年ぶり2回めの挑戦。


日本の蔵王ヒルクライム・エコ2016

昨年末よりに再び火の着いた自転車熱。ハートに火が付いたらまた走りに行かなければならない。
6年前にクロスバイクじゃ飽きたらずロードバイクを買ったあの日から6年以上が過ぎた。何度も消えそうになりそうな火が芯のところジリジリと燻り続けて早幾年。なぜ自転車に乗るかって?そこに道があるから。何度こんな会話を繰り返したんだろう。辿り着きたい場所がある。自分の足で。遠くに行きたい、とはじめた自転車人達はなぜ山に向かうんだろうか。頂きを目指すのか、その先の空を目指しているのかもしれない。目指すのは空の青。2年前は真っ白だった。今年こそは青い空を駆け登りたかった。
joruri.hatenablog.com


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昼過ぎに家を出て1時間半ぐらいかけて蔵王の麓に到着。一昨年も泊まったスタート会場のホテルに宿泊。今回は和室でした。いい。こういう部屋がいいですよ。

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どの部屋でも自転車人達が息を潜めて明日へのイメトレ中、なんだろうか。


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荷物をおいて一息ついたあと前日受付会場へ。


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ゼッケンやざおうさまタオルもらう。これもヒルクライム仕様だw
ホテルの大浴場と露天風呂で翌日に向けて体を清める。でっかい風呂は心が洗われるね。


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翌日夜明けとともに4時半起床。空が白んでいくのをぼーっと眺めながら脳みそが目覚めるのを待つ。


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この日はホテルも全力支援なので朝5時から朝食会場オープン。ホテルのバイキングってほんと楽しいよね。自転車乗る前じゃなければ胃袋の限界まで攻めていたところ。

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6時を過ぎて選手が集合場所にぞくぞくと。みなさんお高い自転車お乗りですよね。僕のは初めてロード乗ったときからずっと付き合ってる6年ものです。これがいいんだよ。そりゃいい自転車欲しいけど、今の自分にはこれで十分。これが一番。

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スタート地点へ。緊張する。

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まーた調子に乗って最前へ。


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必死に林の中を駆けて行ってやっと視界が開けると美しい青とまだまだ続く坂。山登ってんだから坂しか無い。当たり前だ。コンニャローと叫びながら空に向かって走り続けていく。くっそシンドいけどくっそ楽しい。


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命を繋ぐ給水所。一昨年と違ってこれでもかと天気がいいので汗も滝のようだし、喉を水が通ると一瞬だけでも足が軽くなる気がする。


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だいぶ登って来た。


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うっすら雪が。でもほとんど残ってない。今年は暖かかったからね。


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雪の壁も今年は低い。半分も残ってないのでちと残念。


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こっから先がまたシンドいけどもうちょいで頂きだ。


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登ってきた無数の自転車達。いやー辛かった。でも最高に気持がいい。空が近いぜ。

一昨年は3時間かかって、最後は完全に一人旅、順位も下から3番目でしたけど、今年はなんとか2時間以内におさまって順位も100位ほどジャンプアップ。それでも後からスタートした先輩シルバーローディーにあっという間に抜かれたりして相変わらずの貧脚っぷりでしたけど。早く登るのだけが楽しみではないですから(負け犬の遠吠え



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自転車で蔵王を登って御釜観にきました。2016年5月。2年かけて辿り着いたぜ。


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登ったら降らねば、のダウンヒル。途中休憩挟んでもあっという間に下界へ。


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2年ぶりに食べるご褒美の豚汁。


登ってるともう二度と走りたくないぐらいキツイのに、終わった瞬間にまたどうしても登りたいと思わせる。自転車はそういうものだから、幸いながら自転車に出会ってしまったからにはもうやめられない。これから益々自転車が楽しい季節。さあ今度はどこにでかけようか。



20160515_蔵王ヒルクライム2016 | Flickr - Photo Sharing!