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かくいうもの

いつでもきょうがいちばんたのしいひ

野田版鼠小僧@歌舞伎座

歌舞伎座
歌舞伎公式サイト | 歌舞伎美人(かぶきびと)
野田版 鼠小僧 - ニュース - 野田地図

師走の曇り空の下、歌舞伎座に行ってきた。


歌舞伎座建て直し前に一回行っておかねば、と思ってところに飛び込んできた野田版鼠小僧の再演情報。これは行くっきゃない。





地下鉄銀座駅を降りて、銀座の街をてくてく。
歌舞伎座が見えてくるだけで高なる鼓動。歌舞伎の匂いがプンプンするZE!



夜の部を幕見席で見るつもりで1時間ほど前に行って並んでいると、これぞ歌舞伎の客といった落着きのあるご婦人が列に寄ってくる。話を聞くと、チケットがあるので買わないかとのこと。これは幸運と譲り受けることに。3階席なので、幕見席で通しで買うのと変わらない。これでまたなくて良くなったので、近くの喫茶店でのんびり開演を待つ。出会いって素晴らしいですね。



16:25開場。わんさかの人人人。
人ごみを抜けて、3階へ上がり客席へ入ったとたんに感じるこの懐かしさとワクワク感。歌舞伎って祭りみたいなもんじゃないか、など思っているうちに開幕。



一幕は「引窓」
客席から飛ぶ掛け声に、自分は歌舞伎を見に来たんだと改めて気づく。あの場所でしか味わえない幸福な時間。

話は筋さえ押さえておけば、台詞がわからなくても何とかなるもの。つか、それが芝居ですよね。一つ一つの動きが繊細で美しい。

二幕は「雪傾城」
芝翫と孫6人が踊る。お子達が可愛くて客席からも声が上がる。こういうのもまた楽しくあるのう。



そしてお待ちかね。
三幕に「野田版鼠小僧」


歌舞伎座がまったく別の空間に変わる。大人数が動き回り、舞台がくるくると回る。
野田節満載の戯曲に演出。これを歌舞伎座でやっちゃうんだからね。それが凄い。


江戸の町の三太のお話。「なんだか今日はいい気分だなあ」


歌舞伎座で、野田秀樹の作品が見れる幸せ。
夜の銀座を余韻に浸りながら帰る足取りは軽かったような気がする。


やっぱ歌舞伎は祭りだね。また観に行こう。